会社に前借り！理由はどうする？できない場合の対処方法を紹介

給料を前借りしたい場合、会社にお願いすることになりますが、その可能性はすごい低いです。

なぜなら、そもそも「前借り」は違法行為だからです。これに応じてしまうと会社側が罰せられるため、まず間違いなく応じてくれることはありません。

「前借り」ではなく「前払い」であれば応じてくれる可能性はありますが、これもすでに働いた分のお給料しか受け取れない上、経理上面倒なので断られる可能性が高いです。

結局、お金に困っていることを会社に相談しても、恥ずかしい思いをした上に断られて終わり、という形になりかねません。

したがって、お金に困っている場合は、会社に相談するのではなく別の方法を検討するべきです。

給料ファクタリングは「闇金」の可能性が高い

会社以外の方法として、多くの人がまず検討するのが「給料ファクタリング」です。

これを使えば個人でも給料の前借りが可能になりますが、給料ファクタリングを提供している業者は、怪しい業者が多く、実態は「闇金」ということがあります。

本来、個人にお金を貸すには国の許可が必要ですが、そういった許可を得ずに行っている業者がすごくたくさんあります。このような給料ファクタリングを利用してしまうと、闇金と関わりを持つことになりかねず、様々なトラブルの原因になります。

絶対におすすめはしません。

【結論】大手消費者金融の「無利息期間」を活用する

ではどうするか。最もお勧めする方法は、消費者金融を利用することです。

アコムやプロミスといった大手の消費者金融は、もちろん国の許可を取っているまっとうな企業なので、安心して利用できます。

「でも、消費者金融は金利が高い」というイメージがあると思いますが、大手消費者金融を初めて契約すると「無利息期間」というものが適用されます。

これを活用し、まず消費者金融からお金を借りて、後日会社から給料が振り込まれたら、その給料を使って無利息期間内に返済する。これを完了させることで、1円の利息負担もなく、実質的に給料を前借りできるということになります。

この方法であれば、会社に相談するときの言い方を考える必要もないし、恥ずかしい思いをすることもありません。

消費者金融の注意点とリスク

消費者金融と契約する際の注意点を解説します。

在籍確認で会社にバレることはない

従来、消費者金融は契約時に、申告された勤務先に本当に在籍しているかを確認するため、会社に電話をかけていました。

しかし、最近の大手であれば、原則として勤務先への電話連絡を行わないと明言している会社がほとんどです。実際、アコムでは申込者の99%が電話連絡なしで契約しています。

例外的に電話が必要になった場合でも、抜き打ちでかけてくることはなく、まずは契約者に先に電話をかけてきて「勤務先に電話したいが良いか」と許可を取り付けてくれるので、その時に相談することも可能です。

唯一のリスクは「長期滞納」だけ

消費者金融と契約したこと自体で、何らかの評価が下がるようなことはありません。

唯一のリスクは、3ヶ月以上などの長期間の滞納をしてしまうことです。その情報が個人信用情報に残ってしまうと、将来クレジットカードやローンの審査に通れなくなることがあります。

次の給料で返せる金額の範囲内で借りる、というルールさえ守れば、このリスクはありません。

給料の前借りに関するよくある質問

給料を前借りしたいのですが、会社に伝える良い「言い方」や「理由」はありますか？

どのような言い方や理由を考えても、会社が給料の「前借り」に応じることは法律で禁止されているため、まず不可能です。交渉するだけ無駄に終わる可能性が高いです。

給料の前借りができない場合、どうすればいいですか？

大手消費者金融の「無利息期間」を利用する方法が最も合理的です。会社に知られることなく、手数料ゼロで実質的な前借りが可能です。

給料ファクタリングは個人で利用できますか？

利用は可能ですが、国の許可を得ていない違法な業者（闇金）が多く、法外な手数料を請求されるリスクがあるため、絶対に利用すべきではありません。