アコムに申し込む際には、携帯番号の入力が必須です。申し込み後、その番号宛にアコムから確認の電話がかかってきたり、SMSが送られてきたりします。
しかし、携帯が止まっていると、これらの電話やSMSが受信できないため、契約の手続きが進まなくなってしまいます。
つまり、原則として携帯が止まっているとアコムに申し込むことはできません。では、どうすればいいか。この記事では、その解決策を解説します。
最も確実なのは、滞納料金を支払うこと
携帯が止まっている原因は、携帯料金の滞納です。そのため、滞納している料金をしっかり払えば、携帯回線はすぐに再開されます。
お金を払えるのであれば、まず支払ってください。そうすれば、通常通りアコムに申し込めるようになります。
【裏ワザ】povoを契約して、新しい電話番号を無料で入手する
「今すぐ払うお金がない」という場合でも、回避方法はあります。それは、新しい携帯回線を契約し、生きている電話番号をゲットすることです。
特におすすめなのが、auが提供している格安プラン「povo」です。
povoは、契約事務手数料も月額基本料金も0円。つまり、完全に無料で新しい携帯番号を入手できます。
povoは、高速データ通信を使いたい時だけ「トッピング」を購入する仕組みで、通話は使った分だけ支払う従量課金制です。逆に言えば、トッピングを購入せず、電話もかけなければ、料金無料で電話番号を維持できます。
このpovoを活用し、まず新しい電話番号を取得してください。その番号を使えば、アコムの申し込み手続きを進めることが可能になります。
ちなみに、povoは180日間で合計660円以上の課金がなければ自動的に解約されるため、アコムに申し込むためだけに契約して、その後放置しておいても問題ありません。
注意点:止まった携帯の「強制解約」だけは避けろ
この方法を使う上で、絶対に注意すべきことがあります。それは、料金滞納で停止された元の携帯を、そのまま放置し続けないことです。
放置が続くと、その携帯契約は「強制解約」されてしまいます。強制解約されると、その情報が携帯キャリア間で共有され、今後どの携帯会社に申し込んでも審査に通れなくなります。povoさえ契約できなくなるのです。
そうなると、今後のしばらくは携帯を持つことができず、非常に厳しい状況に陥ります。
アコムで借りた金で、滞納料金を支払うのが合理的
povoを使ってアコムの審査に通り、お金を借りることができたら、そのお金で滞納している携帯料金を支払ってしまうのが最も合理的な判断です。
こうすることで、最悪の事態である「強制解約」を回避できます。
アコムのような大手消費者金融は、初めて契約する場合、無利息期間が適用されます。アコムの場合は「契約日の翌日から30日間」です。
この期間中は利息が一切発生しないため、この期間内にできる限り「繰り上げ返済」をして元金を減らせば、後々の利息負担も軽くなります。
返済は長引くほど利息の負担が大きくなるので、短期決戦で、返せるうちに早く返していくのが重要です。