正社員が給料を前払いしてもらうのは無理?← 会社に頼らず手数料ゼロで実現する方法

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正社員の場合、給料を前払いしてもらえる可能性はあります。とは言え、基本的にはできないと思ってもらったほうがいいです。

なぜなら、前払いをすると会社にとっては経理が面倒なことになるからです。特別な対応は基本的に応じてくれることはないでしょう。家族ぐるみの付き合いがあるような小さな会社であればお願いできるかもしれませんが、普通の一般企業であればまず応じてくれることはありません。

では、どうしても前払いして欲しい場合はどうすればいいか。その場合は、消費者金融を利用するのが現実的な選択肢になります。

消費者金融で実質的な「給料の前払い」を実現する方法

「消費者金融は金利がめちゃくちゃ高い」というイメージがあるはずです。実際に分割で返済していくと、返済期間が伸びるほど利息が膨れ上がります。

しかし、大手消費者金融は、初めて契約する人向けに「無利息期間」を用意しています。

これは、「契約日の翌日から30日間」など、一定期間は利息が一切発生しない特典です。この期間内に借りて、全額を返済してしまえば、借りた金額をそっくりそのまま返すだけで済みます。

例えば、10月20日に給料が23万円もらえるとして、10月1日に7万円が必要になったとします。

  1. まず消費者金融で7万円を借ります。
  2. 10月20日に給料23万円が振り込まれます。
  3. その給料の中から、無利息期間内に7万円を返済します。

これで、あなたは利息を1円も払う必要なく、実質的に給料の中から7万円を前払いしてもらったのと、全く同じことになるわけです。

返済が終わった後、もう使う予定がなければ契約を解約してしまっても、もちろん問題ありません。

「会社や家族にバレる」は過去の話

消費者金融を利用する上で一番懸念になるのは、「会社とか家族とかにバレないか」という点だと思います。

しかし、その心配はもはや時代遅れです。昔とは違い、今はプライバシーにかなり配慮されるようになりました。

在籍確認の電話は原則なし

昔は契約の際に、申告した勤務先に本当に勤めているかを確認するため、消費者金融から会社に電話がかかってくることがありました。しかし、今の大手消費者金融は原則として、勤務先に電話することはないと明言しています。

万が一、電話確認が必要になった場合でも、勝手に電話することはなく、必ず事前にあなたの携帯に「電話をかけてもいいか」と相談があります。その際にどうしても嫌だと伝えれば、別の方法を相談することも可能です。

申し込みはスマホで完結し、郵送物もなし

昔は無人契約機へ行って契約する必要があったため、誰かに見られる懸念があったかもしれません。しかし、今はスマホ一つで、自宅にいながら簡単に手続きできます。

また、契約書などの郵送物もなくなったので、そこから家族に知られる可能性も極めて低くなりました。

審査やリスクについての注意点

正社員なら審査は難しくない

消費者金融の契約には審査が行われます。しかし、あなたが正社員として普通に働いていて、すでに色々な会社からお金を借りている状態でなければ、審査に通るのはそれほど難しくありません。

唯一のリスクは「長期滞納」だけ

消費者金融の利用で唯一気をつけたいのが、長期間滞納してしまうことです。


長期間滞納すると、その情報が個人信用情報に残ってしまい、将来クレジットカードやローンの審査に落ちる原因になります。

逆に言えば、長期滞納さえしなければ、消費者金融の利用にリスクはありません。借りすぎにだけ気をつければ大丈夫です。

会社に気まずい思いをして前払いを交渉するより、誰にも知られず、自分の力だけで合理的に問題を解決できるこの方法を検討すべきです。