「カイテクで単発勤務をしているけど、カードローンの勤務先にはどこを書けばいい?」
「毎回違う介護施設で働いている場合、在籍確認はどうなる?」
カイテクを使って働く人は、一般的な会社員やアルバイトと雇用の仕組みが違います。そのため、カードローンに申し込むときに迷いやすいポイントがあります。
特に注意したいのが、勤務先・勤続年数・在籍確認・収入証明です。
結論からいうと、カイテクを利用しているだけで、カードローンに申し込めないわけではありません。
アコムの申込条件では、20歳から72歳までの安定した収入と返済能力がある人を申込対象としています。アルバイトやパートも対象です。日雇いアルバイトに関する公式解説も確認できます。
ただし、カイテクは「カイテク株式会社に雇用され、各施設へ派遣される」仕組みではありません。
この違いを知らずに入力すると、勤務先の申告内容が実際の雇用関係とズレるおそれがあります。
この記事では、カイテクで働く人が申込前に確認したい点を、勤務先・在籍確認・収入証明の順に解説します。
先に結論
- カイテクを利用していることだけで、カードローンの申込対象外になるわけではありません。
- 勤務先欄はカイテク株式会社と決めつけず、実際の雇用関係を整理してから申込先へ確認しましょう。
- 在籍確認と収入証明の扱いはカードローンごとに違うため、勤務先への電話、給与明細、法人別の源泉徴収票を確認しておくことが大切です。
おすすめカードローン
- カイテクで働いていてもカードローンには申し込める
- カイテク株式会社を勤務先に書かない理由
- カードローンの勤務先欄には何を書けばいい?
- 「カイテク歴」をそのまま勤続年数とは考えない
- カイテク利用者は在籍確認にも注意
- アコムなら勤務先への電話確認なし。ただし申告内容は正確に
- プロミスも原則として勤務先への電話なし
- 横浜銀行カードローンは対象地域の人だけ比較候補
- カイテクでは収入証明書が一般的な会社員と少し違う
- アコムで利用できる収入証明書
- プロミスで利用できる収入証明書
- カイテク公式も給与・勤務証明には複数の書類を案内している
- カイテク利用者がカードローンへ申し込む前に確認したいこと
- カイテク利用者のカードローンに関するよくある質問
- まとめ
カイテクで働いていてもカードローンには申し込める
カードローンでは、正社員かどうかよりも、「安定した収入があるか」「返済能力があるか」といった点が確認されます。
カイテクでスポット勤務をしているだけで、申込対象外になるとは限りません。
アコムはアルバイト・パートも申込対象です。プロミスも18~74歳で本人に安定した収入があれば、アルバイト・パートでも申し込みできます。横浜銀行カードローンも、所定の地域条件などを満たせばパート・アルバイトが申込対象です。
ただし、カードローンには審査があります。
単発バイト全般の審査の考え方は、単発バイトはカードローンの審査に落ちる?でも整理しています。この記事では、カイテク固有の雇用関係と書類に絞って説明します。
「介護福祉士だから有利」「看護師資格があるから必ず借りられる」「カイテクで毎月稼いでいれば審査に通る」といったことはありません。
また、一般的なアルバイトのように固定の勤務先がないケースもあります。
ここをまず整理しておきましょう。
カイテク利用者が先に確認する3点
- カイテク株式会社が勤務先・雇用主とは限らない
- カイテクの利用期間を、特定の施設での勤続年数と同じにしない
- 勤務先欄や提出書類に迷ったら、虚偽の申告をせず申込先へ確認する
カイテク株式会社を勤務先に書かない理由
カイテクで働くうえで最も重要なのが、雇用関係です。
カイテク公式の説明によると、カイテクは派遣会社ではありません。
ワーカーはカイテク株式会社と雇用契約を結ぶのではなく、応募した事業所と直接、日雇いの雇用契約を結びます。
同じ事業所で何度も勤務しても、長期の雇用契約が更新されるわけではありません。勤務日ごとに雇用契約を結ぶ仕組みです。詳しくはカイテクの雇用関係に関する公式ヘルプで確認できます。
つまり、たとえばカイテクを使って、
「月曜日はA介護施設」
「水曜日はB介護施設」
「土曜日はC介護施設」
と働いた場合、カイテク株式会社から各施設へ派遣されているわけではありません。
それぞれの勤務先となる事業所との日雇い直接雇用です。
カイテク公式も、ワーカーとカイテクの間に雇用関係はないと説明しています。
そのため、勤務先欄に「カイテク株式会社」と入力するのは避けた方がよいでしょう。
カードローンの勤務先欄には何を書けばいい?
ここがカイテク利用者にとって最も難しい部分です。
一般的な会社員やアルバイトなら、現在雇用されている会社や店舗を勤務先として入力できます。
ところが、カイテクだけで複数の事業所を転々としながら働いている場合、固定された勤務先がありません。
さらにカイテクでは、同じ事業所で何度勤務しても勤務日ごとに別の雇用契約を結びます。勤務先の考え方は公式ヘルプでも確認できます。
そのため、
「最後に働いた介護施設を書けばいい」
「一番多く働いている施設を書けばいい」
「カイテク株式会社を書けばいい」
と一律には決められません。
各社の公式サイトを見ても、カイテクのように複数の事業所と日雇い契約を繰り返す人向けに、勤務先欄へ何を書くかまでは案内されていません。
勤務先が固定されておらず、申込フォームへ何を入力すればよいかわからない場合は、事実と異なる勤務先を自己判断で入力せず、申込先へ確認しましょう。
虚偽の勤務先を入力することは避けましょう。
本業があり、カイテクを副業で利用している場合
カイテクを利用している人の中には、病院や介護施設などに通常勤務しながら、休日だけカイテクで働いている人もいるでしょう。
この場合は固定された本業勤務先があるため、カイテクだけで生計を立てている人よりも勤務状況を整理しやすくなります。
副業収入を年収にどう含めるかなどで迷ったら、申込先へ確認しましょう。
「カイテク歴」をそのまま勤続年数とは考えない
勤務先と同様に注意したいのが勤続年数です。
たとえばカイテクを2年間利用しているからといって、
「勤続年数2年」
と単純に扱えるとは限りません。
カイテク公式では、同じ事業所で働き続けても、契約を更新するのではなく、勤務するたびに新しい雇用契約を結ぶと説明しています。
つまり、「カイテクの利用期間」と「特定の勤務先での勤続年数」は別のものです。
申込フォームで働き方をうまく表せないときは、無理に選ばず申込先へ確認しましょう。
カイテク利用者は在籍確認にも注意
カードローンの審査では、申告された勤務先で本当に働いているかを確認する「在籍確認」が行われます。
一般的な会社員なら、勤務先へ電話したり、勤務先が記載された書類を確認したりすることで在籍を確認できます。
しかし、カイテクだけで働いている人の場合、日によって雇用主となる事業所が変わります。
現在は雇用契約が終了している過去の勤務先もあるため、固定勤務先を前提とした電話での在籍確認とは相性がよくありません。
そこで候補にしやすいのが、勤務先への電話確認を原則として行わないカードローンです。
アコムなら勤務先への電話確認なし。ただし申告内容は正確に
カイテク利用者がまず比較しやすいのがアコムです。
アコムは、カードローンやクレジットカードの審査で勤務先への電話による在籍確認を行わないと公式FAQで案内しています。
書面や申告内容で確認し、電話での在籍確認は実施しないと公式FAQで案内しています。
固定の勤務先がないカイテク利用者には、「どの施設に電話がかかるのだろう」と心配しなくてよい点が比較しやすい理由になります。
もちろん、電話がないから審査が甘くなるわけではありません。
申告した勤務先や収入などを含めて審査は行われます。
勤務先欄に迷う場合は、電話確認がないからといって適当に入力せず、アコムへ事前に確認しましょう。
アコムが向いている人
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申込条件 | 20~72歳で安定した収入と返済能力がある人 |
| アルバイト | 申込可能 |
| 勤務先への電話 | 電話確認なし |
| カイテクとの相性 | 固定勤務先への電話がないため候補にしやすい |
\勤務先への電話確認が不安なら/
プロミスも原則として勤務先への電話なし
アコム以外では、プロミスも比較候補です。
プロミス公式では、18~74歳で本人に安定した収入がある人を申込対象としており、アルバイト・パートも申し込みできます。
プロミス公式では、在籍確認についても原則として勤務先へ電話を行わないと案内しています。
公式サイトによると、2023年調査では申込者の98%が電話以外の方法で在籍確認を完了しています。
審査の結果、勤務先への電話が必要になった場合でも、本人の同意を得ずに電話することはないと公式案内に記載されています。
アコムとは条件が少し違いますが、カイテクのように固定勤務先がない人にとって比較候補です。
横浜銀行カードローンは対象地域の人だけ比較候補
横浜銀行カードローンも、パート・アルバイトを申込対象としています。
ただし、利用できる地域が限られています。
横浜銀行カードローン公式によると、対象となるのは、神奈川県全域、東京都全域、または群馬県の前橋市・高崎市・桐生市に居住または勤務している人です。
そのため、全国のカイテク利用者向けではありません。
また、横浜銀行の公式案内では、勤務先確認書類として給与明細書・源泉徴収票・社員証などを案内しています。
これらの書類を提出して在籍確認ができる場合、勤務先への電話は原則ありません。書類を提出しない場合は、電話で在籍確認すると公式ページに明記されています。書類を出しても必ず電話がなくなるわけではないため、迷ったら申込先へ確認しましょう。
カイテク利用者の場合、どの勤務先についてどの書類を提出するのか判断しにくいため、申し込み前に確認しておきましょう。
横浜銀行カードローンを検討できる人
神奈川県全域、東京都全域、または群馬県の前橋市・高崎市・桐生市に居住または勤務している人に限ります。対象外の地域に住む人は、地域条件を満たす他のカードローンを検討しましょう。
\他社借入があるならコレ/
横浜銀行カードローンの詳細はこちらカイテクでは収入証明書が一般的な会社員と少し違う
カイテク利用者がもう一つ注意したいのが収入証明です。
カイテクでは給与明細をアプリの「給与管理」から確認できます。
給与明細には勤務先や報酬、交通費、源泉徴収額などが表示されます。紙の給与明細や一覧表が発行されるわけではなく、必要に応じて画面を保存したり印刷したりする形式です。詳しくはカイテク公式ヘルプで確認できます。
さらに特徴的なのが源泉徴収票です。
源泉徴収票は勤務した「法人ごと」に発行される
カイテクでは、1年間にカイテクで得た給与を1枚の源泉徴収票にまとめるわけではありません。
公式ヘルプでは、勤務した法人ごとの給与総額が源泉徴収票に表示されると案内されています。
たとえば、
A法人:B事業所・C事業所
D法人:E事業所・F事業所
というように、法人単位で分かれます。
源泉徴収票はアプリから法人ごとに確認でき、一括ダウンロードすることも可能です。源泉徴収票に関するカイテク公式ヘルプも確認できます。
複数の法人をまたいでスポット勤務している人ほど、この点には注意が必要です。
カードローン会社から収入証明を求められた場合、1社分の源泉徴収票だけを提出すると、カイテクで得ている収入全体を示せない可能性があります。
どの書類を何枚提出すればよいかは申込先によって異なるため、複数法人から給与を受け取っていることを伝えたうえで確認しましょう。
アコムで利用できる収入証明書
アコムの公式案内では、収入証明書として源泉徴収票・給与明細書・納税通知書または住民税決定通知書・所得証明書・確定申告書などを利用できます。
アコムでの利用限度額が50万円を超える場合は、収入証明書の提出が必要です。アコムの利用限度額と他の貸金業者からの借入額の合計が100万円を超える場合も提出が必要です。条件の詳細は公式の必要書類案内で確認できます。
また、書類が手元にない場合には、マイナンバーカードを利用して所得情報を提出する方法も用意されています。
複数の事業所で働いていて収入証明の方法に迷ったら、申込先へどの書類が適切か確認しましょう。
プロミスで利用できる収入証明書
プロミスの公式案内では、源泉徴収票、給与明細書、確定申告書、所得・課税証明書、税額通知書などを収入証明書類として利用できます。
Web明細など電子形式の収入証明書類については、スクリーンショットなどで撮影した画像をアップロードして提出できると公式案内されています。
ただし、カイテクの給与管理画面をそのまま必要書類として使えるかは、審査ごとに異なります。
必要になったら、プロミスの案内を確認しましょう。
カイテク公式も給与・勤務証明には複数の書類を案内している
カイテクでは、ワーカーとカイテク株式会社の間に雇用関係がありません。そのため、カイテク運営会社が一般的な勤務先のように各種証明書を発行できない場合があります。
カイテク公式では、給与や勤務の証明が必要な場合、提出先へ次の書類で代用できないか確認するよう案内しています。
- 労働条件通知書
- 源泉徴収票
- 給与明細画面のスクリーンショット
どの書類を使えるかは、提出先へ確認しましょう。
カードローンでも、「この書類なら使える」と自己判断せず、申込先が求める書類を確認しましょう。
カイテク利用者がカードローンへ申し込む前に確認したいこと
カイテクのようなスポットワークでは、一般的な会社員向けの申込フォームだけでは働き方を正確に表現しにくいことがあります。
申込前の注意
審査で確認される内容や必要書類は、状況によって変わることがあります。公式ページで条件を見て、判断できなければ申込先に相談しましょう。
申込前には次の点を整理しておきましょう。
- カイテク株式会社を雇用主だと思って勤務先欄へ入力しない
- カイテクの利用期間をそのまま特定企業での勤続年数として入力しない
- 現在の雇用状況や勤務実績を正確に説明できるようにする
- 源泉徴収票が複数法人に分かれている場合は、必要な提出方法を確認する
- 勤務先欄など判断できない項目は、適当に入力せず申込先へ問い合わせる
特に審査では、働き方そのもの以上に、申込内容と実際の働き方を合わせることが大切です。
カイテクの仕組みは一般的な長期アルバイトとは違うため、「普通のアルバイトならこう書くはず」と自己判断しないようにしましょう。
カイテク利用者のカードローンに関するよくある質問
カイテクだけで働いていてもカードローンに申し込めますか?
各カードローンの申込条件を満たしていれば、申込を検討できます。
アコムの公式解説でも、日雇いアルバイトがカードローンを利用する場合について説明しています。アルバイト・パートも申込対象です。
ただし、必ず審査に通るわけではありません。
勤務先に「カイテク株式会社」と書いてもいいですか?
カイテク公式によると、ワーカーとカイテク株式会社との間には雇用関係がありません。
カイテクでは、応募した事業所とワーカーが直接、日雇いの雇用契約を結びます。
そのため、単に「カイテクを使っているから」という理由でカイテク株式会社を勤務先として入力するのは避けた方がよいでしょう。
最後に働いた介護施設を勤務先に書けばいいですか?
最後に働いた施設とは限りません。
カイテクは勤務日ごとに事業所と日雇い契約を結ぶ仕組みで、勤務終了後は一般的な長期アルバイトのような継続雇用とは異なります。
勤務先欄に迷ったら、カードローン会社へ確認しましょう。
カイテクで働いていると職場に在籍確認の電話が来ますか?
申込先によって異なります。
アコムは勤務先への電話による在籍確認を行っていません。プロミスの公式案内も原則として電話確認を行わず、電話が必要になった場合でも本人の同意なく実施しないとしています。
横浜銀行カードローンの公式案内では、勤務先確認書類を提出して在籍確認できる場合は原則電話なしですが、書類を提出しない場合は電話確認を行います。
カイテクの源泉徴収票は収入証明に使えますか?
アコムやプロミスでは源泉徴収票を収入証明書類として認めています。
ただし、カイテクでは源泉徴収票が勤務した法人ごとに分かれます。カイテク公式ヘルプでも確認できます。
複数法人で働いている場合に、どの源泉徴収票を何枚提出すればよいかは、申込先へ確認しましょう。
まとめ
カイテクを使ったスポット勤務でも、カードローンへの申込を検討できます。
ただし、カイテクは一般的な派遣会社ではありません。
ワーカーはカイテク株式会社に雇用されるのではなく、勤務日ごとに応募した事業所と直接、日雇いの雇用契約を結びます。
そのため、固定勤務先のある会社員や長期アルバイトと比べて、勤務先・勤続年数・在籍確認・収入証明の扱いがわかりにくくなります。
特に勤務先欄は、「カイテク株式会社を書く」「最後に働いた施設を書く」と一律には決められません。
迷った場合は、実態と異なる内容を入力せず、カードローン会社へ確認しましょう。
カードローンを比較するなら、カイテク利用者は勤務先への電話確認がないアコムから比較するとよいでしょう。
\カイテクの勤務先欄・在籍確認を確認してから/
プロミスも原則として勤務先への電話を行わないため比較候補になります。
横浜銀行カードローンについては、対象地域に居住または勤務している人に限って検討するとよいでしょう。
借入をする場合は、毎月の収入が変動することも考え、無理なく返済できる金額を選びましょう。
この記事の情報について
申込条件や在籍確認の方法は変更される場合があります。申込前に各社の公式ページで最新情報を確認してください。

